2013年1月7日月曜日

冬至、ハヌカ、クリスマス、Festival of Light


シアトルでは、忘年会というものはないのですが、クリスマスの前に行った興味深いパーティーを遅ればせながら紹介します。
冬至は日本ではカボチャを食べたりゆず湯にはいったりしますが、日が一番短い日でシアトルは5時には真っ暗になります。英語で冬至はWinter Solsticeといいます。
このパーティーは、冬至、ハヌカHanukkah(米国で12月に祝うユダヤ教の祭り)、クリスマスとすべてのFestival of light (灯りのお祭りとでも訳すのでしょうか)を一緒に祝うというものでした。そこでは灯りの儀式が行われました。まず何人かが詩を読んで、クリスマスの歌を歌った後、家の明りを出席者が全部消しました。私も台所の電気を消しました。暗闇の中でヨーロッパのいろんな国で祝われる灯りのお祭りについての話を静かに聴きました。暖炉のYule Logユールログ(ヨーロッパでクリスマスに燃やされる硬い大木)に火がつけられて、メノラMenorahと言うハヌカの8本のろうそくに灯がつけられた後、家の明りを点けて儀式は終わりました。最後に主催者が焼いた七面鳥と持ち寄られたご馳走を食べました。このパーティーはアメリカ人の夫にとっても興味深いものだったようです。
このときは気がつかなかったのですが、日本の灯篭流しや京都の大文字焼きも、灯りのお祭りだと気がつきました。


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2 件のコメント:

裕子 さんのコメント...

冬至、Winter Solsticsに日本以外でも文化的歴史的行事が行われていることを知りませんでした。
太陽の出ている時間が短いと、火や太陽、灯りに思いが馳せること、共通のように感じ、うれしくなりました。
火やともし火は私や多くの人にとって特別なものだと思います。
私個人では、私自身のルーツでもある埼玉県秩父の夜祭を思い出します。

fumikob さんのコメント...

日本では火をたいて祝うお祭りがたくさんあります。昨年広島の実家の近くでお餅を長い竹に刺して大きなたきびで焼くとんどという伝統行事に初めて参加しました。父は近くに住んでいても会う機会が無い知人を見つけて挨拶していました。日本を離れて海外に住んでいる私には自分勝手な願いですが、この古くからある伝統行事に息子たちの子供の時代やもっと未来の世代まで受け継がれることを願っています。